文字の扱い、単位の好みついて
文字の単位
DTPでは一般的にポイント(pt)か級数(Q)が使われています。
欧文組版のインチに基づいた単位がpt、和文組版のメートル法に基づいた単位がQです。
写植の時代からのデザイナーはQ数を好む人が多くいます。
また日本に馴染みの深いメートル法がベースになっているのでサイズが分かりやすいのも級数が好まれている理由です(1Qは0.25mm)。
デザインソフトのデフォルトの設定がptだったりデザインアプリケーションによってはQで指定できないものもあるのでポイントptが主流になりつつあります。
チームで作業する場合にはどちらで作業するか決めておくべきです。
16Qがポイントだと11.34pt、12ptが級数だと16.933Qと単位間で端数になってしまうので単位は統一して作業したほうがよいでしょう。
文字入力はシンプルな構造で作る
DTPでの文字入力ではむやみにスペースや改行を使ってレイアウトをしないほうがいいです。
文字の行間で異なるアキが欲しい場合には段落設定を使ったり、テキストボックスを分けるかして後で修正が入ったときの作業のしやすいよう見て分かりやすいデータにしておくことが大切です。
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