茶色のことを教えるよ。
茶色・ブラウンのイメージ
色の性格・心理効果・色彩連想
#955629 C50M75Y100 |
#5D310C C50M75Y100K50 |
#C78D4B C25M50Y75 |
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茶色について
茶色の性質
温暖色、重量色のイメージ効果を持っています。
茶色は赤や橙といった暖色に黒が加わり暗くなった色です。赤や橙との境界が人によって様々で、幅広い範囲で捉えられています。木や土、大地といった自然を感じさせる茶色は温もりや居心地の良さといった安心感があります。空間の中に馴染み目立たず調和します。
好きか嫌いかと聞かれたら嫌いと答える人が多い色ですが、常に身近にあり暮らしの中に溶け込んでいるので飽きることのない色です。彩度が低いため大人にならないと良さが分からない色とも言えます。
茶色の心理効果
安定している印象を与える。
緊張を緩和する。
堅実さや信頼感を与える。
温もりを感じさせる。
伝統や歴史を感じさせる。
コツコツと物事を継続させる。
茶色にはこんな心理効果があります。
茶色から連想する抽象的イメージ
- 温もり
- 安らぎ
- 安心感
- 安定
- 温和
- 穏やか
- 頑固
- 堅実
- 自然
- 秋
- 渋い
- 重厚
- 生命
- 素朴
- 大地
- 地味
- 伝統
- 保守
- 力強さ
- 退屈
- 陰気
- 汚い
ポジティブイメージ(一例):
ネガティブイメージ(一例):
茶色から連想する物体的イメージ
- 田舎
- お茶
- カバン
- コーヒー
- コルク
- チョコレート
- 栗
- 枯れ葉
- 紅葉
- 樹木
- 皮
- 土
- 泥
- 馬
- 髪
- 木
- 家具
- ダンボール
- パンの耳
- 焼き肉
- 味噌
茶色の性格・キャラクター
茶色のイメージからなる性格は次のようなものがあります。茶色が好きな人の性格もこのような傾向があります。
堅実的、安定志向、マイペース、信頼がおける、現状維持を好む、変化を嫌う、自然志向、頑固者、堅物、遊び心に欠ける、仲良くなるのに時間がかかる、泥臭い、融通が利かない、落ち着いている、人の後ろにいる方が好き、不満を我慢する、目立ちたくない、隠居したい、コツコツやりたいタイプ
こんな性格に変わりたいなら、洋服やアクセサリーといった身に付けるものにブラウンを加えてみましょう。性格は色から作れます。
茶色の人気
アースカラーの一角を担う色ですが男女関係なく嫌いという人の方が多い色です。年齢を重ねるにつれて好嫌が強くなっていきます。
茶色 | これだけ好き | 支持率 |
---|---|---|
全体 |
|
1.2% |
男性 女性 |
|
1.6% 1.1% |
12歳以下 13〜18歳 19〜22歳 23〜29歳 30〜39歳 40〜49歳 50歳以上 |
|
0.8% 0.9% 1.3% 1.4% 1.4% 1.5% 1.9% |
茶色 | これだけ嫌い | 支持率 |
---|---|---|
全体 |
|
5.9% |
男性 女性 |
|
6.5% 5.7% |
12歳以下 13〜18歳 19〜22歳 23〜29歳 30〜39歳 40〜49歳 50歳以上 |
|
6.8% 6.7% 4.7% 4.9% 6.2% 6.3% 7.6% |
- 上記のグラフはサイト内での好きな色と嫌いな色のアンケート調査データです。
色の嗜好と意識についてのアンケート調査 - 他の色のイメージ効果も知ろう。
代表的な色のイメージと性質・心理効果
茶色の階調
#EDDDC5 M10Y20K10 |
#D9BA8C M20Y40K20 |
#C49958 M30Y60K30 |
#AE7A26 M40Y80K40 |
#985D00 M50Y100K50 |
#834E00 M50Y100K60 |
#6D3F00 M50Y100K70 |
#562E00 M50Y100K80 |
■ 茶色のメモ帳 ■
緑と共に自然を感じさせる色です。緑と同じように癒しの効果もあります。大地のどっしりとした印象や落ち葉の渋さ、木々の豊かさなど自然を連想させます。オレンジの明度を低くした色なのでオレンジの要素も併せ持っています。
茶色の補色は暗いトーンの青色です。補色の関係にある2色はお互いを引き立てる効果があります。
色の御利益は土地、家、学業です。
節約色、倹約色ともいわれています。堅実さや安定を求める気持ちになるので衝動的な興奮状態を鎮め浪費を抑えてくれます。
子供の好きな色としては挙げられませんが子供の描く絵の中にはよく使われている色です。
茶色の渋さは粋に感じます。
茶色は古くなった物の色として時間の経過を感じさせます。
生活の中の茶色
食器や家具や衣類など生活に密着しているものに茶色は多くあります。
家具や革製品の基本的な色です。
お茶、コーヒー、コーラ、ココア、チョコレート、キャラメル、肉料理、味噌、各種の炊き込みご飯、マロン、飲み物や食べ物の色として茶色はあります。
茶封筒、クラフト紙、ダンボールなど紙の色です。紙は漂白しないと薄い茶色をしています。
茶色で自分をコントロール
原点回帰したいときには茶色を身につけて見ましょう。しっかりと地に足をおろして着実に進む道を気づかせてくれます。慣れていることや地道にコツコツやる単純作業をするときにも茶色は能率を上げてくれます。
いつも暴走気味の人を抑制したいときには茶色のものを持たせてみると落ち着いてくれるかもしれません。
茶色の負のイメージ
茶色の空間は安定志向になり冒険心を抑制します。重要なことを決める会議の場としてはいいですがアイデアがたくさん必要なクリエイティブな会議では思考が現実的な方へと向かってしまいます。
汚物の色のイメージがあります。
色のイメージ効果を知ろう
- ■ 白:ホワイト☆光とピュアさが人気
- ■ 黒:ブラック☆全てを包み込む
- ■ 灰:グレー☆誰とでも仲良し
- ■ 赤:レッド☆燃える紅
- ■ 青:ブルー☆空色から紺碧
- ■ 緑:グリーン☆植物の色
- ■ 黄:イエロー☆元気が一番
- ■ 橙:オレンジ☆ビタミンカラー
- ■ 桃:ピンク☆アイドル的
- ■ 紫:パープル☆高貴なイメージ
- ■ 茶:ブラウン☆自然と嗜好品を思う
- ■ 金:ゴールド☆ゴージャスカラー
- ■ 銀:シルバー☆上品でスタイリッシュ
※色から連想するイメージは、状態の表現や広義のものを抽象的イメージ、形が浮かぶものや固有のものを物体的イメージとしています。
※このページでは茶色とブラウンは同様の色としてあつかっています。