現場でよく使う印刷・デザイン用語
紙に関する用語
ラフ
画面のレイアウトイメージを簡単な下書きとして描いたもの。ラフはできるだけ実物の紙面サイズと同じ大きさで作った方が完成をイメージしやすいです。デザインの骨組みの設計なのでパソコン上で作るより紙に手書きで描いた方がデザインイメージが膨らみやすいのでおすすめです。
サムネイル
展開案やページ物だったら何ページにどんな記事が入るのかを一覧にしたもの。作業の全体を把握するためのものなので作業者同士で分かればいいので枠とタイトル説明だけといったシンプルな場合が多いです。
カンプ
デザインを制作してクライアントに見せるためにプリンタ出力した物です。印刷OKになった最終カンプは仕上がり見本となる校了紙ともよばれます。
トンボ
印刷された紙を断裁するために必要なマークです。大量に印刷したり写真を紙面の端まで入れる場合には仕上がり寸法より大きな紙に印刷して四隅を切りそろえてサイズを整えます。
ペラ
ポスターやチラシなど冊子の体裁でない印刷物のことです。
文字に関する用語
タイトル
紙面の内容を端的に示す文字です。文字情報の中で最初に目に入るのがタイトルです。
サブタイトル
タイトルのすぐ隣にあるタイトルを補助する数語の言葉です。
リード文
タイトル近くに置く本文に向けて興味を引きつける為の短い数小節の文章です。
本文(ほんぶん)
メインになる文章です。文字量が多い部分なので本文のデザインで読みやすさが変わります。
キャプション
図や写真に付ける説明文です。内容を端的に示すだけの場合とちょっとした文章で説明する場合がありますがどちらもキャプションです。
ノンブル
ページ番号のことです。
コラム
本文とは分かれている囲み記事です。
写真に関する用語
角版(かくはん)
長方形や正方形の四角いまま写真を使うことを言います。
切り抜き
写真の中の必要な部分だけ切り取って見せることです。対象物の形を切り出すのでユニークな形の写真になり紙面がにぎやかになります。
トリミング
写真の中で特に見せたい部分や必要な所だけにカットして余分な部分をなくすことです。
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