青色のことを教えるよ。
青色・ブルーのイメージ
色の性格・心理効果・色彩連想
#1D2088 C100M100 |
#0068B7 C100M50 |
#00A0E9 C100 |
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青色について
青色の性質
収縮色、後退色、寒冷色、鎮静色のイメージ効果を持っています。
青からは空や海、水といった広大な自然のイメージが浮かびます。爽やかな空、生命の源の海、体に不可欠な水と接する機会が多い色です。好感度が高く、世界的に見ても一番人気が高い色の系統です。好む人が圧倒的に多く嫌う人が少ないというのも特徴となっています。
五感のなかで味覚と関係が深いのが青です。青空の下の開放感や落ち着いたリラックスできる空間で味わう食事は格別な美味しさがあります。食べ物そのもので青のものは少ないですが、生命の源の海も連想できる青色のある空間は食を楽しませてくれます。
青色の心理効果
集中力を高める。
食欲をコントロールできる。
興奮を押さえ、気持ちを落ち着かせる。
時間経過を遅く感じる。
睡眠を促進する。
青色にはこんな心理効果があります。
青色から連想する抽象的イメージ
- デリケート
- 安息
- 栄光
- 夏
- 開放感
- 気持ちよい
- 公平
- 広大
- 失望
- 寂しさ
- 信頼
- 清潔
- 精神
- 誠実
- 男性的
- 知性
- 忠実
- 悲しみ
- 不安
- 平和
- 眠り
- 夢
- 憂鬱
- 落ち着き
- 涼しさ
- 冷たい
- 冷酷
ポジティブイメージ(一例):
ネガティブイメージ(一例):
青色から連想する物体的イメージ
- カクテル
- ジーンズ
- スポーツ
- スポーツドリンク
- ドラえもん
- トルコ石
- ネオン
- プール
- 宇宙
- 雨
- 海
- 魚
- 空
- 事務服
- 信号
- 水
- 制服
- 清涼飲料水
- 地球
- 富士山
青の性格・キャラクター
青のイメージからなる性格は次のようなものがあります。青が好きな人の性格もこのような傾向があります。
信用できる、戦略的、ストイック、プライドが高い、冷静、常識人、慎重、相手を尊重する、思いやり、気配り、謙虚、サポーター、品性がある、世間体を気にする、控えめ、ミスを許さない、遊び心に欠ける、冷たい印象、ルールにとらわれる、ノリが悪い、自分をおざなりにする、人にも気を遣わせる、責任のない場所に安住、意思が弱い、八方美人、優柔不断、静かにしていたい、自分がどう見られているか気になる、恥ずかしがり屋、知的でいたい、笑われたくない
こんな性格に変わりたいなら、洋服やアクセサリーといった身に付けるものにブルーを加えてみましょう。性格は色から作れます。
青色の人気
青の濃淡によって好みの度合いが変わります。青色系統は好感の高い色ですが、青色は男性がより好み、水色は女性がより好む色になっています。
青色 | これだけ好き | 支持率 |
---|---|---|
全体 |
|
13.3% |
男性 女性 |
|
17.4% 11.6% |
12歳以下 13〜18歳 19〜22歳 23〜29歳 30〜39歳 40〜49歳 50歳以上 |
|
9.9% 12.7% 14.4% 13.6% 13.4% 14.1% 13.5% |
青色 | これだけ嫌い | 支持率 |
---|---|---|
全体 |
|
2.0% |
男性 女性 |
|
2.4% 1.9% |
12歳以下 13〜18歳 19〜22歳 23〜29歳 30〜39歳 40〜49歳 50歳以上 |
|
1.2% 1.5% 2.0% 2.5% 2.7% 2.0% 2.7% |
水色 | これだけ好き | 支持率 |
---|---|---|
全体 |
|
9.0% |
男性 女性 |
|
6.6% 9.9% |
12歳以下 13〜18歳 19〜22歳 23〜29歳 30〜39歳 40〜49歳 50歳以上 |
|
16.0% 10.1% 8.2% 8.4% 7.6% 7.2% 6.6% |
水色 | これだけ嫌い | 支持率 |
---|---|---|
全体 |
|
1.5% |
男性 女性 |
|
1.4% 1.5% |
12歳以下 13〜18歳 19〜22歳 23〜29歳 30〜39歳 40〜49歳 50歳以上 |
|
0.8% 1.1% 1.4% 1.7% 2.1% 2.0% 1.6% |
- 上記のグラフはサイト内での好きな色と嫌いな色のアンケート調査データです。
色の嗜好と意識についてのアンケート調査 - 他の色のイメージ効果も知ろう。
代表的な色のイメージと性質・心理効果
青色の階調
#EAEFF9 C10M5 |
#D3DEF1 C20M10 |
#BBCCE9 C30M15 |
#A3BCE2 C40M20 |
#88ABDA C50M25 |
#6C9BD2 C60M30 |
#4C8DCB C70M35 |
#187FC4 C80M40 |
#0073BD C90M45 |
#0068B7 C100M50 |
#EAF6FD C10 |
#D3EDFB C20 |
#BAE3F9 C30 |
#9FD9F6 C40 |
#7ECEF4 C50 |
#54C3F1 C60 |
#00B9EF C70 |
#00AFEC C80 |
#00A7EA C90 |
#00A0E9 C100 |
■ 青色のメモ帳 ■
青は蒼・碧の表記も使用されます。蒼は濃紺寄りの色、碧は青緑寄りの色です。
遠近感を出すときには奥行きに青をつかうと距離感を描けます。
まじめにやっていると受け止められやすい色です。青系をファッションにしたり青の空間にいると作業に専念しやすく、はしゃぎすぎることを抑えてくれます。
色の御利益は仕事、出会いです。
青年、未熟さに対してのまだ青いや青二才、新卒採用に対しての青田買いなど若さや発展途上のイメージとして使われます。
青物野菜、青信号など実際は緑色をしているものでも青と呼ばれます。
黒の代用として青は使われます。光の差さない影の部分や夜の風景は青で描かれる場合が多くあります。
海の青や空の青のイメージから無限の広がりを感じさせます。
青を挟むと切り替えがスムーズにいきます。テレビドラマで空が映し出されたら場面転換される、日常でも信号が青になったら進むというように、次に行く転換のイメージが青にはあります。
男性用・男性のイメージを青(もしくは黒)で表します。
同じ1時間でも暖色系の赤い部屋と寒色系の青い部屋では人が受け取る時間感覚は変わります。青は実際には1時間経っていても40分程度にしか感じないといった時間経過を遅くさせる効果があります。心拍数を下げる青の鎮静効果からも時間感覚を鈍くします。青色の空間では何かを作るのに夢中なれたり建設的な会話ができたり、そのことだけに意識が集中できる力が働きます。集中しているときには時間を忘れ、また気がついたときには思った以上に時間が経っています。
青は感覚よりも時計の針を進め、時間を短く感じさせるので物足りなさを残すことができます。これから親しくなりたい人といるときには青系統の部屋はいい空間です。
青で自分をコントロール
青は精神統一と集中を助け、進むべき道を思い出させてくれます。感情に走らず理性的になる青の力は目標までやり抜く意志の強さを与えてくれます。
青は規律を感じさせ言葉遣いやルールを守る意識が高くなります。
青でも、水色でも、紺でも、青系の色を使うと知的で控えめな人になります。
青は空と水のシンボルです。明るい青は気分をクールダウンさせる効果を持っています。ネイビーなどの濃い青はパワーや権威を感じさせます。
水色は透明感のある美しさがアップします。涼しげな雰囲気に成り静かで優しい感じの魅力が増します。より知的な顔になって行くのでいい印象を作れます。
目や顔や脳といった首から上の癒やしには青が効果的です。緑色と共にリラックス効果があります。
仕事の青
単純作業を何時間も続く仕事場では青色系のカラーで統一しておくと作業効率があがります。集中力が上がり、また時間感覚が鈍くなるので長時間の作業も実際におこなった時間よりも早く終わったと感じさせてくれます。
集中力UPに!青は精神を安定させる効果があります。青い海や晴れた日の空を見つめていると心が落ち着くのは青が効いているためです。
肉体労働者をブルーカラーと表現することがあります。デスクワークの労働者はホワイトカラーと呼ばれます。
青と食べ物
青はダイエットに効く色です。自然界にはあまり青い食べ物がないため青は食への興味を減らすと言われています。夜食を食べる前に青いものをみて食欲減退効果を狙ってみるといいかもしれません。もっとも青が一番ダイエットに効果を発揮するのは、青の空間の効果でゆっくり食事をするので満腹時間がくる前に食べ過ぎないですんだり、理性を取り戻し食べる量を適量に抑えることができるという点です。
青の負のイメージ
英語で青はBLUE。「今はブルーな気分だ」などと使うように英語のBLUEには憂鬱という意味もあります。 ブルーデー、ブルーマンデーといった言葉にも結びつきます。
ブルースの歌詞の内容はあまり幸福なものではありません。
青は寂しさや孤独さも表す色です。
体調の悪い人の表情を指して顔色が青い、ショックを受けた状態を顔色が青くなると状態が良くないときの表現に使われます。
打撲の跡の内出血の色を青あざと呼んだりケガの表現にも使われます。
青は暖かいという人もいる
青のイメージを暖かいと挙げる人もいます。青で熱いイメージを作って欲しいと依頼してくる人もいます。青は寒色なので温かさをイメージさせるのは一般的には難しい色です。青で暖かさを求めてくる人たちは見えている色が違っていたり単に無理難題を言ってきているわけではないようです。理由を聞いてみるとそこにはストーリーが存在していることが分かります。青から晴れの日の空を想像してポカポカした気持ちになる、だから青は暖かい色。熱心に教えてくれた先生がいつも青い服をきていた、だから青は熱い。といった具合です。純粋に色が持つイメージと言うよりは本人の体験したことや別の出来事とつながった結果から色を感じています。色のイメージは経験や心理と深く関わるため個人差がないと思われる色のイメージでも違うと言い切ることは難しかったりします。
色のイメージ効果を知ろう
- ■ 白:ホワイト☆光とピュアさが人気
- ■ 黒:ブラック☆全てを包み込む
- ■ 灰:グレー☆誰とでも仲良し
- ■ 赤:レッド☆燃える紅
- ■ 青:ブルー☆空色から紺碧
- ■ 緑:グリーン☆植物の色
- ■ 黄:イエロー☆元気が一番
- ■ 橙:オレンジ☆ビタミンカラー
- ■ 桃:ピンク☆アイドル的
- ■ 紫:パープル☆高貴なイメージ
- ■ 茶:ブラウン☆自然と嗜好品を思う
- ■ 金:ゴールド☆ゴージャスカラー
- ■ 銀:シルバー☆上品でスタイリッシュ
※色から連想するイメージは、状態の表現や広義のものを抽象的イメージ、形が浮かぶものや固有のものを物体的イメージとしています。
※このページでは青色とブルーは同様の色としてあつかっています。水色と紺色についても一部含んでいます。