部屋とインテリアと色
部屋の色によって居心地に変化がおきます。インテリアを選ぶときには色の感情を考えて計画しましょう。
色は暖かさと涼しさを感じさせます。赤系・黄色系・オレンジ色の色合いは暖かさを与えてくれる暖色、青系・緑系・紫系の色は涼しさを与えてくれる寒色です。
暖色は活動的にさせてくれるのでリビングやキッチンにあるといい色になります。寒色はリラックス・落ち着きを与えてくれるので寝室や洗面所などにあると良い色となります。
部屋の配色
インテリアの色を工夫して、居心地のよい空間を作るりましょう。居心地のいい部屋を求めるなら淡い色がオススメです。面積の広い部分は淡い色を配置しましょう。色は3、4色にまとめた方がすっきりします。
壁の色と床の色は広い面積で使われている色なのでこの2色をベースの色とし、インテリアを同じ系統の色で揃えます。同じ色ばかりだと変化の乏しい部屋になってしまうので、テーブルや机やベッドなど大きめのインテリアの何かは差し色として異なる色にしましょう。濃淡の変化をつけると部屋空間が引き締まります。
部屋の雰囲気を大きく左右するインテリアの一つがカーテンです。部屋を広く感じさせたいときには「淡い色」がおすすめです。濃い色だとそこで壁ができ空間がシャットアウトされますが、淡い色なら奥行きを感じられるようになります。
居心地の良い部屋は、色をうまく使って空間を作ることが大切です。
インテリアの色配置
ベースに考えたいのは淡い色です。色にはプラスの効果だけではなくマイナスの効果もあるので濃い色だと負の効果も感じやすくなります。基本は淡い色でスパイスとして色の効果を加えましょう。
赤は色の中で最も刺激のある色です。目を引く赤色は部屋内に多くあると落ち着かなくなるのでアクセントとして考えましょう。
黄色は幸せな気分を出してくれますが、多くありすぎると緊張を感じるので適度にがいいといえます。
青色はリラックスしたい空間に配置がオススメです。一番好きな部屋に置くと住環境がよくなります。
緑色は青と同じようにリラックスできる色です。食品など自然に多くある色なので安心感をくれます。
紫色は大人の空間にしたい部屋に置くとムードを演出できます。
白色は空間に清潔さや綺麗さを感じさせてくれます。
茶色は暖かさと落ち着きをくれる安心できる色です。
待ち合わせと色空間
約束の場所に最初に着いた方は相手が来るのを待つことになります。相手が時間になっても来ないと心が落ち着かなくなりときには怒りが沸いてきたりもするので、人と会うときには遅刻は防ぎたいものです。
たいていの人は待ちくたびれてイラッとした経験があると思います。そういった状況を軽減させ苛立ちを抑える方法の一つに青色の心理効果が使えます。時間経過の感覚を変えることができるのでガマンできる時間を増やせます。
待ち合わせや人を待たせるのに良い色空間
待ち合わせをするとき、場所はどうしていますか?
場所選びのコツとしては、
- 初めて来る人でも迷わない分かりやすい場所
- 携帯電話の電波の届く場所
- 雨が降っていても濡れずに大丈夫な場所
- 混雑なくお互いを見つけやすい場所
- 時間をつぶせるか時間経過を感じさせない場所
などを考慮して集合場所を選んでおくと良いと思います。
いざ待ち合わせとなった後に思い通りにいかないことが多いのが時間です。約束の待ち合わせ時間に遅れて気まずい思いをしたり、相手が来るのが遅くてイライラしたりという経験は誰でも持っているかと思います。
いい場所を選んだら、それをより快適にできるよう色を使って時間感覚を操作するのが一歩進んだ行動となります。
時間経過を青色効果でコントロール
青色の空間で待ち合わせは、時が経つのを遅く感じさせます。
待ち合わせ場所に青系の内装やオブジェなどがあるとグッドです。鎮静効果のある寒色系の青色はゆったりした時間感覚を作り出します。時間にルーズな人と待ち合わせする場合、あるいは自分が遅刻魔の場合は青色スポットを集合場所に選んでおきましょう。
心地よく晴れた日は外での待ち合わせがおすすめです。青空が時間をゆっくりと感じさせて心を穏やかにしてくれます。青色で気分のいい状態で相手と会うというスタイルを身につけると自然と良好な関係を保ち続けられます。
こんな青色効果を使うことで遅刻魔対策はある程度できます。
待ち合わせの時には、反対色の赤色には気をつけましょう。赤などの暖色系が多い場所では実際にいた時間より長く待っていたように感じます。ファストフードのお店などは回転率を上げるために赤色空間の場合があったりします。食べながら待って貰えばいいと思っていてもなかなか来ないという感情になりかねません。
待ち合わせでの赤色空間には注意が必要です。
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