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江戸時代に語り継がれた神々の話を現代語訳

忘れられた神々の話

江戸時代に語り継がれた奇怪譚・迷宮譚・滑稽譚・妖怪譚などを現代語訳して、98テーマ、百数十の話を収録しています。

定本 実録 大江戸奇怪草子 忘れられた神々

本書は1997年に三五館から発行され、大きな話題となった江戸の奇怪譚集成です。昨今の妖怪ブームを受けてファンの間で新装版の刊行が待たれていたものです。筆者は江戸時代に板行された30冊近くの版本を紐解きながら、さまざまな奇怪譚、滑稽譚、迷宮譚を集め、本書で現代人の心の琴線に触れる物語を精選・分析しています。

第一部では馴染み深い「狐狸」に焦点をあて、どこか微笑ましい話を収載。第二部では常識では説明できない謎の現象、第三部では縁起由来にまつわる話と、それぞれ江戸時代の質素で信心深い庶民生活を彷彿させる伝承に迫っています。

一読すると、まるで古老の話を聞いているようで不思議な余韻が心の中に広がります。復刻版では筆者のコレクションなどから関連図版を増補。庶民生活に根ざした民俗学的な考察にも本書の真骨頂があります。

収録した話は98タイトル百数十話になります。歴史ファン、怪奇現象ファン、妖怪ファンにお薦めします。また、メディア関係者にはネタ探しの種本としても活用していただける内容となっています。巻末の資料編の蘊蓄情報も充実しています。

収載した話

第一部「狐狸の業」

狐の復讐/狐もかなわぬ/河童/水虎/海中の河童/猫の怪/狸の書/狐の証文/物を言う猫/振り袖老婆/鼬の怪/天狗に雇われた少年/不思議な山伏/蝦蟇の怪/鰻/魔魅/首吊り狸/空から降ってきた男/芝居見物/蛇の祟り/篠崎の狐/天狗になった男/蛇が蛸になる話/怪僧/怪僧再説/青山狐/美濃の弥次郎/天狗隠し/浄瑠璃語り/馬霊

第二部「不思議話」

不思議な小箱/学者狐/扇筥の秘密/金の精/善導寺の狸/書道奇談/幽霊の謝恩/幽霊の置き土産/骸骨の頼み/おぢい/狐の報恩/梅屋敷/虚舟の蛮女/大陰因果咄/忠臣猫/天女の接吻/占い老婆/不思議な客

第三部「縁起由来」

川の怪/観音坂の妖怪/池尻の女/呼び出し山/小日向の怪/和野の怪事/小右衛門火/三本五郎左衛門/牛鬼/空き長屋の怪/倉の中/怪棒/枕の怪/不思議な竈/魍魎/癪のかたまり/金精神/狐祟/妖しい人形/働き者の狐/疫病神/通り悪魔/山神/餓鬼/海の怪/あの世を覗く/帰ってきた娘/生まれ変わり奇談/因果応報/所の掟/濡衣/仲人狐/嫉妬の火の玉/心残り/中山家の怪/子供の心/お菊虫/怪しい少女/神主長屋の惣八/怨念/殺生の果て/妖怪/地中の亡霊/土産の刀/犬嫌いの疫瘡神/疱瘡鬼/石像が生まれた/失踪した女/二十年/南蛮人の秘術

資料

元号西暦対照表/不定時法/方位・方角/貨幣制度/度量衡/本誌出典一覧

書籍情報

定本 実録 大江戸奇怪草子 忘れられた神々
花房 孝典 (著)
2018年1月19日発売
定価1300円+税
四六判 304頁

●筆者プロフィール 1946年、名古屋生まれ。作家・評論家。慶應義塾大学法学部卒業。雑誌『ホットドッグ・プレス』の創刊メンバーで同誌名の案出者。著書に『柳』『アイビーは、永遠に眠らない』『コリア・ビギナーズ・ブック』『銀座の歩き方』『アイビーをつくった男 石津謙介の知られざる功績』(天夢人刊)などがある。音楽や雑誌文化にも造詣が深く、関連寄稿も多数。

本の紹介


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