ランキング表示の秘密
色々なお店で「今売れている物」や「店長のイチオシ」といった感じでランキング形式での商品表示をみかけます。
たとえばアマゾンの売れ筋ランキング、ショップ内には似たような商品がたくさんあってざっくりと探しているときにはどれが良いのか迷ってしまいます。レビューを見て吟味するのも面倒くさい、そんなときにランキングがあると選ぶ手がかりになって便利です。
このようなランキングは利便性を考えたサービスというのが前提にありますが、買い物客の同調性という心理を突いた販売テクニックでもあります。
人はみんなが選んでいるものに安心するという傾向があります。少数派よりも多数派の方がよいという考えからランキングにのっているものに同調して「人気になっているものはいいものに違いない」とという気持ちになり購入されていきます。
また、多くの人はたくさんの中から選ぶことは苦手です。ランキング形式で数を絞ってあげることで選びやすくもなります。
これによる売上効果が大きいためランキング形式の表示は頻繁に使われています。