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2019年の色を選定!新しい時代に向かうアウェイクニングオレンジ

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2018年11月16日いい色の日に、日本流行色協会(JAFCA)より2018年と2019年を象徴する、それぞれの色を発表されました。これらの色は単に流行した色、あるいは流行する色という意味ではなく、その時代のムードを象徴するさまざまなキーワードを包含した、その年のテーマカラーと言えるものです。

2018年&2019年の色

今年、2018年の色

色名:ビジョナリーミント Visionary Mint
マンセル値:2.5B9/2.5
系統色名:ベリーペールブルー

2017年、日本流行色協会(JAFCA)は翌年の「2018年の色」として、「ビジョナリーミント」と名付けたミントカラーを選定しました。今、一年を振り返り、改めて2018年を象徴する色としてこの色を選びたいと思います。その選定理由として以下のキーワードをあげて解説します。

闇の向こうの未来、心身をリフレッシュ

今年はパンドラの箱が開いた年と言えるかもしれません。古くからの悪しき慣習を世の中の常識に照らした時、パワハラやセクハラとして認められるなど、次々と闇の部分が明るみに出されました。2018年は、新たな時代を迎えるために通過しなければならないことが、たくさん表出した年といえます。
ビジョナリーミントは、こうした混迷を極める時代の中で、行く先を示す一筋の希望の光を象徴し、心身をリフレッシュし清涼な気分になりたいという人々の思いを反映した色です。2019年、「平成」は終わりを告げます。この30年に時代は大きく変わり、今もまだ先の見えない揺れ動く時代にあります。その意味で、透明感があり清々しい気分を与えるビジョナリーミントは、今後も大切な色になるでしょう。

シームレスにつながる時代

ここ最近の複合商業施設では、境界をゆるやかにして、自由に回遊できる空間デザインが主流になっています。開かれた空間で人がつながり、新たな発想が創出される場としてデザインされています。
空気や水はシームレスに地球を巡ります。移動手段とコミュニケーション手段の発達によって、人も境界を越えてつながることができるようになりました。その様は自在に広がっていく水の流れのようです。ビジョナリーミントは水のような自在さを象徴する色として、今後も引き続き注目されます。

来年、2019年の色

色名:アウェイクニングオレンジ Awakening Orange
マンセル値:4.7YR6.8/11.4
系統色名:ストロングオレンジ

Awakeningとは、「覚醒、気づき」という意味を持つ言葉です。元号が変わる2019年、「気づき」をもって新しい時代に向かうような、快活なオレンジを選定しました。その選定理由として以下のキーワードをあげて解説いたします。

覚醒、リスタート

2018年は、今まで隠されていた悪しき習慣と思われる事象が次々と明るみに出ました。私たちは今、本来あるべき姿に気づき、より良い未来に向けて一歩踏み出そうとしているところではないでしょうか。オレンジの香りを嗅ぐと私たちは目の覚めるようなフレッシュな感覚を覚えます。明瞭な意識で新しい未来に踏み出す、前向きなエネルギーを象徴する色として、アウェイクニングオレンジを選定しました。

コミュニケーション、寛容さ

性別、文化、価値観などの違いを理解し多様性を認めるという「ダイバーシティ」の考え方がさかんにいわれるようになりました。互いの違いを理解し認めあうためには、会話をしていくこと、コミュニケーションをとることがとても大切です。
私たちは、人との会話を楽しんだり、ペットと触れ合ったり、誰かに「ありがとう」と言われたりすると温かい気持ちになります。オレンジは温かいひだまりや、楽しく賑やかな会話を連想させる色でもあります。いつ戦争が起きてもおかしくない、きな臭い世界情勢にあって、アウェイクニングオレンジが、幸福感や寛容さを思い起こさせるきっかけになればという思いを込めました。

スポーツ、健康

東京オリンピックが目前に迫り、様々なスポーツ競技が活気を帯び、人々のスポーツへの関心も高くなっています。一方、前かがみでスマホに向き合う時間の多い現代では、心と体を動かす時間が大切です。高齢化社会においては、体を動かすことは脳の老化を防ぐ効果があることが科学的にも明らかにされています。
躍動感を演出し、生き生きとした生命の力を感じさせるオレンジは、今注目されているスポーツや健康といったイメージに相応しく、男女問わず愛されている色です。

※マンセル値=マンセル・カラーシステムによる色の数値表現。マンセル・カラーシステムは、色を数値的に表すための表色系のひとつで、色を色相・明度・彩度の3つの属性で表現しています。系統色名とは、色相、トーンなどにより系統的に分類した色名です。

日本流行色協会(JAFCA)

1953年創立以来、産業界に向けたカラートレンド予測情報の選定、発信を基本とし、カラーに関する様々な活動を行っている団体です。

「今年の色、来年の色」

流行する色が、その時代の生活者の気分と密接に関わっていることを広く知っていただき、色への関心を高めることを目的とし、毎年1回、11月16日に、その年とその翌年のムードを象徴する色を選定し発表しています。2015年からはじまり、今回で4回目になります。

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