フランス特有の色と配色パターンが満載、「フランスの美しい配色 キーカラーで選べる配色見本アイデア帖」
色や配色には、国固有の文化や歴史、芸術などが色濃く反映されています。たとえば、国旗は色や形で国家の成り立ちや歴史、宗教、文化、資源や風土などを象徴するものです。フランスの国旗「青・白・赤」のそれぞれの色にも、聖母マリアを象徴する青、カール大帝の赤、聖ジャンヌ・ダルクを象徴する白の三色の意味が込められています。
フランスの美しい配色は、「ヴェルミヨン(鮮紅色)」や「ブルー・ド・ロワ(王の青)」、ゴッホの愛した「ジョーヌ・ドゥ・クローム(クローム・イエロー)」などといったフランス固有の51色について、色の解説と配色パターンをキーカラーから引ける配色ハンドブックです。
紙面では、個々の色のイメージがわかる写真、色の由来や歴史的な背景などとともに解説。加えてキーカラーを使った配色パターンを豊富なデザインサンプルとともに展開しました。CMYK・RGB・Webカラーの3つの数値で掲載された配色は、Webや紙などの作品に活かすことができます。
フランスの色の名前や独特の色味の面白さも味わうことのできる、読んで・見て・使って楽しい一冊です。
こんな方におすすめ
・フランスやフランスの文化・歴史・色に興味がある方
・フランスの配色をデザインなどに活かしたい方
・色の名前・由来などに興味がある方
おもな内容
■PART1 フランスの色彩
01 フランスの季節と色彩 春夏秋冬…気候や自然、歴史、独特感覚で色を表現
02 フランスの地理と色彩 太陽光がもたらす色彩感覚
03 フランスの光と印象派の画家たち 光の表現を追求した印象派
04 ファッションと流行色の関係 世界を牽引するパリのモードファッション
05 フランスと「青・白・赤」のつながり 国旗の3色に込められた意味
06 フランスの色の貢献者 色使いを体系化したシュヴルール
■PART2 キーカラーで選べるフランスの配色見本
赤・ピンク[ルージュ / ローズ]
オレンジ[オランジュ]
茶色[ブラン]
黄色[ジョーヌ]
緑[ヴェール]
青[ブルー]
紫[ヴィオレ]
白・灰・黒[ブラン / グリ / ノワール]
■PART3 配色の基礎知識
色の三原色と三属性
色相とトーン
配色パターンの基本
配色のまとめ方
配色の目立たせ方
書籍情報
フランスの美しい配色 キーカラーで選べる配色見本アイデア帖
ナイスク 編
定価(本体1,800円+税)
菊変型判/192ページ
ISBN978-4-8443-6817-5
https://books.mdn.co.jp/books/3218303016/