厄払いによい3つのもの
「長いもの」「七色のもの」「鱗模様のもの」が厄払いによいものとされています。
長いものはお守りのような存在です。魔除けや健康といったことへの願いが込められています。そのため長いものを身につける昔からの風習が長寿を願い災厄を遠ざける厄払いになっています。
七色のものが良いとされる由縁は仏教伝来の七難即滅七福即生(しちなんそくめつしちふくそくしょう)の7つの難が滅して、7つの福が生まれるという教えから来ています。七は幸運の数字というだけではなく、全てという意味にも解釈されます。
鱗模様のものの「うろこ」は蛇や龍を意味しています。蛇や龍とは神様の化身とされているのでその力で厄を寄せ付けないように守ってくれます。また、蛇は脱皮をするので厄を脱いで生まれ変わるという願掛けもあります。
厄除けのお守りに長財布
普段から身に付けているものがお守りになります。それをふまえると気分によって変わる持ち物よりも、必ず持ち歩く財布を厄除けのお守りとして持つと効果を発揮してくれます。